質問:季節ごとに水加減は変えなくちゃいけないのでしょうか?
答え:はい、季節ごとに水加減とお水に浸ける時間を調整するとご飯が甘くなります。
お正月も明けたある日、
「最近ご飯が固くなっちゃった!水加減を変えなくちゃいけないのでしょうか?」
こんなご質問をいただきました。
そうですねお正月を過ぎたころを目安にお水を増やして下さい。
そしてお水に浸ける時間ももう少し長めにするとご飯が甘くなります。
「水を増やしてお水に浸ける時間ももう少し長めにするとご飯が甘くなる?」
そう不思議に思ってるでしょう?
実は、こういう事なんです。
お米って一年に二回(二毛作)収穫していた高知県は例外として、ほとんどの田んぼでは一年一回ですよね。
収穫時期も8月から9月です。
それからお正月までってどれくらい時間がたっているかちょっと考えてみてください。
ほ~らもう半年が経ってるでしょう。玄米で、しかも低温倉庫で保管してるとは言え、だんだんと新米の時の水分が空気中に飛んで行き水分が少なくなっちゃってます。
これは次の年のお米が生えてくるように湿気てカビてくるのを防いでる働きも有るんですよね。
そして水温も関係してきます。
固い米粒の中までお水が行きわたるのには結構時間がかかるもんです。冷たい時にはお米もゆっくり水を吸っています。長風呂が好きなんですね。
ここでお米の水加減と浸しておく時間をまとめておきましょう。
ちょっと表現が変わってますが僕が実験していますのでお奨めの水加減水の浸し時間です!
注:この水加減と浸水時間は白米の場合です。玄米の場合はこちら。
夏の暑い時(7月後半から9月まで・いきなり頭からお水をかぶって気持ちいい時)
新米が取れるまでと古米
水加減:2割増し
水に浸す時間:最低30分
取れてからの新米
お米と同量
最低30分
秋から冬(12月まで・頭からお水はちょっとためらう時)
新米
お米と同量
最低1時間
古米
2割増し
最低1時間
冬から春(1月~4月まで・頭からお水はちょっと勇気と気力が必要な時)
新米
お米の1割から2割増し
最低1時間30分
古米
お米の2割増し
最低1時間30分
春から秋(5月から7月まで・十分温まった後にお水をかぶっても大丈夫な時)
新米
お米の1割から2割増し
最低1時間30分
古米
お米の2割増し
最低1時間30分
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